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風が吹きつけるタフな状況や、視界の効かない夜間のエギングにおいて、多くの釣り人を悩ませるのが「穂先へのライン絡み」です。
そうしたライントラブルを完全にゼロにする選択肢として、熱狂的な支持を集めているのが「インターライン(中通し)ロッド」です。
ブランクスの内部にラインを通す独特の構造は、一度使うと手放せなくなるほどの快適さをもたらしてくれます。
しかし、外ガイド式のロッドに比べてラインナップが少なく、お手入れの方法に不安を感じる方も少なくありません。
本記事では、インターライン製エギングロッドの秘められた強みや失敗しない選び方、今選ぶべきおすすめの人気モデルを分かりやすく解説します。

インターラインのエギングロッドを日々の釣行に導入することは、向かい風や闇夜のなかでライントラブルに怯えるストレスを完全に消し去る最も確実な選択肢となります。
なぜなら、竿の外部にガイドが一切存在せず、ラインがロッドの内部をまっすぐ通り抜ける構造になっているため、物理的に「穂先に糸が絡む」という現象が100%発生しないからです。
実際に外ガイドのロッドを使用していると、激しいシャクリ動作や風にあおられた拍子に糸がガイドへ絡みつき、気づかずにそのままリールを巻いて穂先をポキッと折ってしまう致命的な破損リスクが常に付きまといます。
一方でインターラインロッドであれば、どれほど強風が吹き荒れるシチュエーションであっても、周囲の状況を気にせず全力でキャストし、安心して竿を大きくあおることができます。
したがって、ライントラブルによる釣行時間のロスや夜間のイライラを完全に無くし、常に目の前のイカのアタリだけに100%集中できる圧倒的なアドバンテージを手に入れることができます。
唯一無二の快適性を誇るインターラインですが、構造上の特性から外ガイド式ロッドとは異なるいくつかの明確な強みと注意点が存在します。
インターラインロッドを選ぶ最大の恩恵が、風が強い日の釣行や、目視での確認が難しい夜間(ナイトゲーム)における圧倒的なトラブルの少なさです。
PEラインが常に竿の内部で保護されているため、横風にラインが煽られても、ガイドの足や穂先のトップに糸が巻き付く心配が一切ありません。
これにより、エギングで最も大切な「シャクった後のフォール姿勢」を即座に、かつ完璧にコントロールできるようになります。
そのため、秋の台風シーズンや冬場のアゲインスト(向かい風)のなかでも、周りのアングラーがトラブルで手を止めるなか、自分だけがキャストを続けられる強力な武器となります。
インターラインロッドをフィールドで実際に曲げてみると、その引き味とフッキング性能の高さに驚かされます。
外ガイド式のように数カ所のガイド点だけでラインを支えるのではなく、竿の内壁全体でラインを受け止めるため、負荷がかかった際にブランクスが1ミリの澱みもなく完璧な真円を描いて曲がり込みます。
これにより、アオリイカがヒットした際の突っ込みや激しいジェット噴射の衝撃を、ロッド全体が巨大なクッションとなって均一に吸収してくれます。
ゆえに、イカの柔らかい身がちぎれてしまう「身切れバラシ」を劇的に減らし、大型のサイズであっても安心してじわりじわりと浮かせることができます。
ライントラブル皆無のインターラインですが、購入前に必ず理解しておくべき構造上の弱点も存在します。
ラインが竿の内壁に常に接触しながら放出されるため、外ガイド式に比べると空気抵抗や摩擦抵抗がわずかに増え、エギの最大飛距離が5%〜10%ほど低下する傾向があります。
さらに、雨の日や波しぶきを浴びる状況では、竿の内部に水滴が侵入し、表面張力によってラインが内壁にペタッと張り付いてしまい、飛距離がさらに落ちてしまうケースがあります。
したがって、ただ安さや利便性だけで選ぶのではなく、こうした特性を理解した上で、内部に撥水コーティングが施された信頼できるメーカー品を選ぶことが極めて重要です。
現在の釣具市場において、インターラインロッドの製造技術で世界最高峰を走るダイワ(エメラルダスシリーズ)を中心に、実戦性能に優れたおすすめの5本を詳しく紹介します。
予算を抑えながらも、インターラインロッドならではの圧倒的なトラブルの少なさと実戦力を手に入れたいビギナーに最適な大人気モデルです。
実売1万円台前半という手の届きやすい価格でありながら、ダイワ独自の超撥水ドライ加工が竿の内部に施されています。
あらゆるフィールドで最も汎用性が高く基本となる8.6フィートの長さに、万能なM(ミディアム)クラスの硬さを備えており、1年中これ1本で完全にカバーできます。
夜間の堤防から手軽にエギングをスタートし、糸絡みのストレスから完全に解放されたい方の最初の1本としてこれ以上ない選択肢です。
操作性の良さと軽快な取り回しを重視し、手首や腕にかかる負担を少しでも減らしたい方にベストマッチするライトクラスのインターラインロッドです。
標準的な長さよりもわずかに短い8.3フィート設計により、自重が軽く、軽快なラン&ガンスタイルを展開できます。
しなやかなML(ミディアムライト)パワーのティップは、秋のシーズンに多用する2.5号や3.0号の軽量エギを軽い力で綺麗にダートさせられます。
風が強い日の日中や、秋の見えイカをサイトフィッシングでテンポよく狙いたいビギナーや女性の方にも最もおすすめのモデルです。
実売2万円台というミドルクラスにおいて、外ガイド式の本格ロッドに一切引けを取らない「驚異の飛距離」と「超高感度」を追求したい本格派アングラーの大本命となるロッドです。
ブランクスのメイン素材に高密度カーボン「HVFナノプラス」を採用し、インターライン特有の持ち重り感を完全に払拭しています。
ネジレ防止の最適構造「X45」を搭載することで、激しく竿をあおった際にも軸ブレが起きず、ディープエリア(深場)にあるエギへシャープなアクションを伝えることができます。
最高峰の超撥水ドライ加工により、雨の日でもラインが内部にしっとり張り付くことなく、極上のキャストフィールを維持します。
3万円以上のハイエンド領域において、ダイワの最新テクノロジーの恩恵を全身で体感したいストイックなアングラーに捧げる最高峰のインターラインロッドです。
もはや外ガイドの超軽量竿を振っているかのような、異次元の「自重89グラム」という驚異的な軽さを叩き出しています。
カーボンフレームガイド「AGS」をエントランス(糸の入り口)ガイドに贅沢に採用することで、ラインのバタつきを瞬時に収束させてスムーズに内部へと誘導します。持っていることを忘れるほどの圧倒的な操作感と、水中の気配をすべて手元にビンビンと伝える感度は、まさにフラッグシップにふさわしい至高の一作です。
エギング界のカリスマである山田ヒロヒト氏のこだわりを具現化した、最高峰ブランド「ストイスト」のレーシング(RT)インターラインモデルです。
あえて標準よりわずかに短い8.1フィートのレングスに設計することで、シャクリのキレと手元に響く反響感度を限界まで研ぎ澄ましています。
最高峰マテリアルである「SVFコンパイルXナノプラス」を贅沢にフル装備し、極限まで肉薄・軽量化されたブランクスは、海底のわずかな砂質の変化すら完全に可視化します。
道具の軽さ、操作性、ステータス性のすべてにおいて頂点を極め、最高に贅沢なエギングライフを満喫したいエキスパートのための特別な1本です。
インターラインロッドの優れた飛距離と滑らかなライン放出性能を長期間維持するためには、使用後の「内部の塩抜きと洗浄」が不可欠なルーティンとなります。
水中の微細なゴミや海水の塩分が竿の内部に残ったまま放置されると、内壁の撥水コーティングが劣化し、ラインの滑りが著しく悪くなって飛距離低下を招くからです。
具体的には、釣りから帰ったら必ずその日のうちに、付属の洗浄用ノズルをトップ(穂先)またはエントランス(糸の入り口)に装着し、ぬるま湯のシャワーを内部へ勢いよく流し込みます。
内部に溜まった塩分が完全に溶けて流れ出るまで、しっかりと水道水を通すことが大切です。
水洗いを終えた後は、ロッドをバラしてジョイント部分を下に向けて立て掛け、直射日光の当たらない風通しの良い日陰で内部の水分を完全に乾燥させます。
数釣行に一度、市販の「インターライン専用スプレー(撥水剤)」を内部にシュッと吹き付けておけば、新品時と変わらない極上の遠投性能を何年もキープすることができます。
現代のダイワの成形技術によって磨き上げられたインターラインエギングロッドたちは、これまでの「飛ばない」「重い」という過去のイメージを完全に覆す素晴らしい完成度を誇っています。
まずは手軽にライントラブル皆無の快適性を体験してみたいなら「エメラルダス X IL」、異次元の軽さと外ガイドに迫る最高峰の遠投性能を長く楽しみたいなら「エメラルダス MX ILやAIR IL」を選べば間違いありません。
夜の冷たい風が吹きつける防波堤であっても、糸絡みの不安を完全にシャットアウトした無敵のタックルを携え、エキサイティングなアオリイカの強烈なアタリを存分に楽しみましょう。
専用の「ワイヤー(糸通し具)」がロッドに必ず付属しており、慣れれば外ガイド式のロッドに糸を通すよりも遥かに早く、およそ30秒ほどで簡単にセットできます。 トップガイドからワイヤーを差し込み、エントランス(根本の入り口)から出てきたワイヤーの先端にPEラインを結んで引き抜くだけの手順だからです。外ガイド式のように「途中のガイドを1つだけ通し忘れて最初からやり直す」といったイライラが一切無いため、むしろ現場での準備や、万が一のPEライン高切れ時のリカバリーは非常にスピーディーに行えます。
エギングで使用される標準的なラインシステム(PE0.5号〜0.8号、リーダー1.75号〜2.5号)であれば完全に問題なく快適に使用できます。 ただし、シーバス用などの極太リーダー(4号/16ポンド以上)を使用したり、PEラインとリーダーの結び目(ノット)が大きすぎたりすると、内部の狭いトップ構造に引っかかって飛距離が著しく落ちる原因になります。インターラインの性能を120%活かすためには、結び目が最も小さく仕上がる「FGノット」などの摩擦系ノットを綺麗に組んで使用するのが非常に賢く安全な方法です。
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