大潮なのに釣れないのはなぜ?3つの主な原因と必ず釣果を出す攻略法!

「大潮は魚がよく釣れる!」そう聞いて釣りに出かけたのに、なぜか全く釣れない…。そんな経験はありませんか?
実は、大潮が必ずしも釣れるとは限らない理由があります。
大潮で魚が釣れないのには明確な原因があり、それを理解すれば、釣果は劇的に変わります。
この記事では、「大潮の日に釣れない理由」を徹底的に解説し、どんな状況でも必ず釣果を出すための具体的な攻略法を、初心者にも分かりやすく紹介します。

大潮とは?

大潮とは、月の引力が地球に最も強く働く時期のことで、満月と新月の日に起こります。
潮の満ち引きの差が一年で最も大きくなり、これに伴い潮の流れも速くなるのが最大の特徴です。
この強い流れは魚の活性を高めると言われる一方で、釣果にマイナスの影響を与えることもあります。
月単位では、新月の大潮から満月の大潮になるまでに「大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→大潮」という約半月のサイクルがある。
魚が釣れやすいタイミングを知ろう|SIMANO
大潮のメリットとデメリット

大潮は、釣れる日と釣れない日の差が最も激しい潮回りです。
この潮の特徴を理解することが、釣果を大きく左右します。
強い潮流は、魚の捕食活動を活発にするというメリットがある一方で、釣りが非常に難しくなるデメリットも存在します。
それぞれの特性を理解し、戦略を立てることが成功の鍵です。
大潮平均流速は湾口部の早崎瀬戸で最大 7 ノットを超え、湾南部で 2~3 ノット、湾中央部で 1.5~2 ノット、湾奥部と沿岸部でも 1~1.5 ノットに達する。
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大潮で魚が釣れない3つの主な原因

大潮なのに釣れないのには、必ず理由があります。
強い潮流がもたらす変化によって、魚の行動パターンが普段とは大きく異なるためです。
ここでは、多くの釣り人が陥りがちな、大潮で魚が釣れない主な3つの原因を解説します。
これらの原因を理解することで、なぜ釣れなかったのかが明確になり、次回の釣行に活かすことができます。
潮の流れが速すぎる
潮が速すぎると、魚は泳ぎにくくなり、捕食活動が鈍るため釣れなくなります。
大潮の日は潮の干満差が大きいため、潮流が速くなりやすいです。
流れが速すぎると魚は体力を消耗し、特定の場所に身を潜めて流れが緩むのを待ちます。また、仕掛けやルアーが安定せず、魚が食いつきにくくなることも原因です。
普段釣れる場所でも、大潮の強い流れでは魚が全くいないように感じることがあります。これは、魚が流れを避けて、岩陰や地形の変化のある場所に移動しているためです。
大潮の速い流れを理解し、魚が隠れる場所をピンポイントで狙うことが釣果への近道です。
満腹状態になり釣れにくい
大潮では、限られた時間で大量にエサを捕食するため、満腹状態になり釣れなくなります。
強い潮流は、魚がエサを捕食するのに適した「時合い」を生み出します。この時合いに一気にエサを食べ終えてしまうため、その後は満腹状態となり、ルアーやエサに全く反応しなくなるのです。
釣り場に到着した瞬間に釣れ始めても、短時間で魚の反応がパタリと止まることがあります。これは、魚が満腹になり、一時的に捕食を止めている状態です。
大潮の時合いは短いと心得て、集中して釣りに臨むことが重要です。
狙うポイントが絞りきれていない
潮の流れが速い大潮では、魚の居場所が限定されるため、ポイント選びが釣果を分けます。
強い流れの中では、魚は体力の消耗を避けるため、流れが緩やかになる場所や、身を隠せる場所に集まります。こうした場所を特定できなければ、いくら投げても魚に出会うことはできません。
沖の広い範囲を探すのではなく、堤防の先端や潮が当たる場所の裏側、テトラポットの隙間など、魚が隠れやすい場所を狙う必要があります。
大潮は、むやみに広範囲を探すのではなく、魚の隠れ場所をピンポイントで狙うことが重要です。
大潮で釣果を出すためには「潮止まり」

大潮で釣果を出すためには、潮の流れが緩やかになる「潮止まり」を制することが重要です。
このタイミングは、潮が速すぎて釣れなかった状況が一変し、魚の活性が再び高まる最高のチャンスとなります。
潮止まりとは具体的に、満潮から下げ潮へ、または干潮から上げ潮へと潮の流れが切り替わる一瞬のことです。
このタイミングは、潮の流れとともに活発に動いていた魚たちの動きが鈍り、エサを追うのをやめてしまうため、多くの釣り人にとって「釣れない時間」として知られています。
しかし、この一見マイナスに見える時間帯こそ、ある戦略を立てることで、釣果を大きく伸ばす特別なチャンスに変えることができます。
潮止まりとは?なぜ釣れない日と釣れる日がある?
潮止まりとは、潮が満ちる・引く潮の流れが一時的に止まるタイミングで、釣果を左右する最も重要な時間帯です。
潮止まりのタイミングは、激しい流れから解放された魚が活発に動き回る時間帯です。しかし、このタイミングを読み間違えると、流れが止まりきって魚の活性が完全に下がり、釣れない時間帯に突入してしまうこともあります。
潮止まりは単に「潮が止まる時間」ではなく、「釣りの戦略を立てるための重要な指標」として捉えることが、大潮攻略の鍵となります。
潮が動くとプランクトンや小魚など、遊泳力に乏しいエサが流されやすくなり、それらを捕食する魚の活性が上がりやすくなる。満潮時、干潮時の潮止まりといわれる時間帯は、流れがなくなることもあって魚の動きが鈍くなりやすい。
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潮止まりの前後30分を狙え!
潮止まりの前後30分は、魚が警戒心を解き、エサを活発に追うため、爆釣のチャンスです。
流れが緩やかになる直前と、再び流れ出す直後は、魚が活発に動き出すタイミングです。この時間帯にポイントを絞って仕掛けを投入することで、効率的に釣果を上げることができます。
潮止まりの時間を事前に把握し、そのタイミングに間に合うように釣り場に到着する計画を立てましょう。
潮止まりの前後30分というゴールデンタイムを逃さないことが、大潮を攻略する最も効果的な方法です。

大潮でも必ず釣果を出す4つの攻略法

大潮は、釣れない日ではありません。
適切な知識と準備があれば、年間を通して最高の釣果を出すことができます。
ここでは、大潮を味方につけ、釣果を出すための5つの具体的な攻略法を解説します。
マヅメ時を絶対に外さない
朝マヅメと夕マヅメは、大潮の強い流れの中でも魚の活性が最も高まる時間帯であり、最高のチャンスです。
魚がエサを活発に捕食する時間帯と、潮が動くタイミングが重なるためです。この時間帯は、普段反応しない魚も、ルアーやエサに食いつきやすくなります。
ルアー・仕掛けの重さを変える
大潮の速い潮の流れに対応するため、普段より重めのルアーやオモリを選ぶべきです。
軽い仕掛けでは潮に流されてしまい、狙ったポイントに留めることができません。魚のいる層まで確実に仕掛けを届かせるため、重めの道具を選びましょう。
狙うべきポイントを見つける
大潮で魚が隠れる場所、つまり潮の流れが緩やかな「潮裏」や、地形の変化がある場所を狙うべきです。
魚は強い流れを避けて身を隠すため、そうした場所を狙うことが釣果につながります。潮目や、障害物の周りなど、流れの変化がある場所を探しましょう。
釣れない原因を記録する
釣れない原因を記録することで、次回の釣行で成功するためのデータを得られます。
釣れた時、釣れなかった時の潮汐、天気、時間帯などを記録することで、自分なりの「釣れるパターン」を見つけることができます。
まとめ
大潮が「釣れない日」になるのは、潮の流れが速すぎる、魚が一時的に満腹になる、といった明確な理由があります。
しかし、これらの原因を理解し、「潮止まり」の前後30分や、潮裏を狙うといった戦略を立てることで、大潮は釣果を劇的に上げるチャンスへと変わります。
よくある質問
Q1. 大潮の日は夜釣りがいいですか?
はい、夜釣りが有効です。
大潮の強い潮流は夜も続くため、魚は日中よりも捕食活動が活発になります。また、夜間は魚の警戒心が薄れるため、日中よりも釣果を期待できます。特に満潮から下げ潮に変わる時間帯は、魚が活発に動くため、狙い目です。
Q2. 雨の日の大潮は釣れますか?
釣れる可能性は十分にあります。
雨が降ると、水面に酸素が供給され、プランクトンや微生物が活性化します。これにより、魚の捕食活動も活発になるため、雨の日は釣果が期待できます。ただし、大雨による濁流や急な増水は、魚の居場所を散らしてしまうため、注意が必要です。
Q3. 潮見表の見方がわかりません。どうすればいいですか?
潮見表は、「満潮・干潮の時間と水位」をまず把握することが重要です。
- 満潮: 海面が最も高くなる時間
- 干潮: 海面が最も低くなる時間
この満潮と干潮の時間を中心に、前後1〜2時間の「時合い」を狙うと釣果につながりやすくなります。また、潮の満ち引きの差(潮位)が大きいほど、潮の流れも速くなります。
詳しくは別記事「【初心者向け】釣果が変わる!潮見表の見方と爆釣を呼ぶ活用術」を参考にしてみてください。































