マンボウ

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マンボウ

水族館の人気者として知られるマンボウ。

そのユーモラスな姿と生態は多くの謎に包まれています。

実は一部の地域では食用として愛されており、釣り人の間でも稀に話題に上がる巨大魚です。

今回はそんなマンボウの知られざる生態や特徴について解説します。

項目内容
分類フグ目マンボウ科マンボウ属
別名ウキキ、タヤノマクラ
季節冬から春(肝が美味しい時期)
生息域世界中の熱帯・温帯海域の外洋
目次

マンボウとは

マンボウは世界中の温帯や熱帯の海に生息する世界最大級の硬骨魚です。ゆったりと泳ぐ姿からのんびりしたイメージを持たれがちですが、実はクラゲなどを捕食するために深く潜ったり、海面でジャンプしたりと活動的な一面も持っています。学名の「Mola mola」はラテン語で石臼を意味し、その丸くて平たい体型に由来しています。

マンボウの特徴

最大の特徴は、尾鰭(おびれ)がなく、代わりに舵鰭(かじびれ)と呼ばれる特殊なヒレを持っていることです。背鰭と尻鰭が非常に大きく発達しており、これらを左右に振ることで推進力を得ています。皮膚は非常に分厚く硬い粘液層に覆われており、寄生虫から身を守っています。また、成魚になると浮袋を持たないため、浮力調整はゼラチン質の皮下組織で行っています。

マンボウの分布

日本近海を含め、世界中の暖かい海の外洋に広く分布しています。普段は水深の深い場所を泳いでいることが多いですが、海面付近まで浮上して日光浴をする姿も目撃されます。これは体温を上げたり、海鳥に寄生虫を取ってもらったりするためと考えられています。黒潮などの暖流に乗って回遊し、時には定置網に迷い込むこともあります。

マンボウの釣り方

マンボウを専門に狙う釣りは一般的ではありませんが、外洋でのトローリングやジギングの最中に稀にヒットすることがあります。海面付近に浮いている個体を見つけて(サイトフィッシング)、オキアミやイカの切り身などを鼻先に落として食わせる方法が知られています。ただし、数トンクラスの引きは強烈なため、遭遇してもあえて狙わない釣り人が大半です。

マンボウ釣りに必要な道具

もしマンボウと対峙する場合は、マグロやカジキを狙うようなヘビータックルが必須となります。剛性の高いロッドに、PEラインの6号から8号以上、ショックリーダーも100ポンドクラスが必要です。リールは大型の電動リールや、ドラグ性能の高い大型スピニングリールが用いられます。針は太軸の強靭なものを使用しないと、硬い口に貫通させることすら困難です。

マンボウの料理

市場にはあまり出回らないものの、三重県や千葉県などの一部地域ではスーパーに並ぶほど親しまれています。身は白く透明感があり、水分が多くホタテやイカに似た食感です。特に珍重されるのが肝(肝臓)と腸(百尋・ヒャクヒロ)です。肝和えや刺身、腸の炒め物、天ぷらなどで食され、鮮度が良ければ臭みもなく絶品とされています。

まとめ

マンボウはその特異な見た目だけでなく、生態や利用価値においても非常にユニークな魚です。釣り対象魚として一般的ではありませんが、海上で出会ったときのインパクトは生涯忘れられないものになるでしょう。もし鮮魚店や現地の市場で見かけることがあれば、その独特な食感と味わいをぜひ体験してみてください。

マンボウに関するよくある質問

マンボウはすぐに死んでしまうというのは本当ですか

インターネット上で「ジャンプして着水時の衝撃で死ぬ」などの噂がありますが、これらは極端に誇張された都市伝説であることが多いです。実際には皮膚も頑丈で、外傷からの回復力も持っていますが、飼育環境下でのストレスや水槽の壁への衝突には弱い傾向があります。

マンボウは食べることができますか

食べられます。ただし鮮度が落ちるのが非常に早いため、水揚げされる港町以外での流通は稀です。身は水っぽいため調理法を選びますが、肝や腸は濃厚な味わいで珍味として人気があります。

海面で横たわって寝るのはなぜですか

「マンボウの昼寝」と呼ばれる行動ですが、実際には日光浴をして冷えた体を温めている、あるいは海鳥に寄生虫を食べてもらっていると考えられています。深海で冷えた体を温めることで、消化を促進させる目的もあるようです。

マンボウ

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この記事を書いた人

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